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コラム第十四回 ~落ち着きのあるワンちゃんを目指そう!~

餌の前、散歩の前、帰宅時、皆さんのワンちゃんの様子はどうですか?
嬉しさのあまり、興奮して飛びついたり、吠えたり、落ち着きがなくなってしまうという事はありませんか?

興奮状態にあるワンちゃんには、実はストレスがかかっているのです。
心当たりのある方はぜひ今回のトレーニングを始め、ワンちゃん自身、落ち着いて生活が送れるようにしてあげましょう。

今回は1番興奮してしまう事が多い「餌の前」という場面についてお話します。

①犬にリードをつけて、机の脚やドアノブなどに結んでおきます。
この時、リードの長さは犬が伏せる事の出来る程度の長さがあればOK!
あまりに長すぎると成功しません。

②餌の器を持って犬の正面に現れます。犬との距離を約2m程度とって止まってください。

③ここで犬にどうしたら餌がもらえるか、自身で考えさせます。
犬はきっと色々な事を試すでしょう。飛びついたり、吠えたり、ウロウロしたり・・・・。
しかし。犬が正解の行動をするまで、決して近づいたり、声をかけてはいけません。

犬が自分から座るまで根気良く待ちます。

④犬が座る事が出来たら、すぐに言葉で褒めて(「おりこーさん」「いい子」など)近づいていきます。近づいていく途中で、立ち上がってしまった場合は近づくのを止め、その場で止まってください。そしてまた、座るまで待ちます。この繰り返しを行い犬の目の前まで近づきます。
(この時、飛びつかれない程度のところで止まってください。)

⑤犬の目の前まできたら、次はゆっくりしゃがみます。
餌が近くなり、この時も立ち上がってしまう犬が多いですが、することは同じです。また、座るまで餌は与えずに待ちましょう。

⑥最後に、持っている餌皿を徐々に犬に近づけていき、地面に置きます。犬がじっとしてれば「よしっ!」の合図で餌を与えます。餌皿を近づけていく途中、飛びかかってきたりする場合は餌皿をうまく手前に引いて、座ったらまた近づけてという繰り返しを行ってください。

このトレーニングによって、犬に我慢する力、自制心を身につけさせることが出来、落ち着きのある犬に育てていくことが出来ます。又、同時に飛びつき防止のトレーニングにもなるので是非実践して見てください。

■応用

もしサークル内でワンちゃんを飼われている方は、サークルから出す時に、今回のトレーニングを取り入れてみてください。扉を開けても「よし」というまで、落ち着いて座っていられるようにしましょう!

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