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コラム第五回 ~怖くないよ!臆病なわんちゃん~

音に敏感に反応する臆病、神経質なワンちゃんになってしまった原因として考えられるものの中で、高い割合を占めているのは、子犬の頃(生後3~4ヶ月頃まで)の社会化不足です。この時期までの経験不足は、他にもさまざまな問題を引き起こします。人見知りの犬や他犬が苦手な犬というのも、社会化不足によりなってしまう可能性が高いのです。
今回はすでに臆病になってしまった子への対処法を紹介します。

1.エサの時間を有効活用

1. 犬が食事をしている最中に、花火や雷、サイレンなどの効果音の入ったCDをステレオ(音量調節ができるもの)などから初めは小さな音で流していきます。
2. 音に反応せず、食事に集中しているようなら、徐々にステレオなどの音量を大きくしていきましょう。
3. 犬が怖がったり、吠えたりするなどの反応をしたら、その時の音量より少しだけ小さな音量(この時の音量を覚えておいて下さい。次回はこの音量から流します)に戻し、食事をしている間ずっと流し続けます。
4. 1~3を繰り返し、徐々に苦手な音に慣らしていきます。

2.子犬を飼ったときは

子犬を飼った際には、社会化不足にならないように、3~4ヶ月齢までにできるだけ多くの音(救急車などのサイレン、インターホン、雷など)を聞かせたり、色々なもの(トラック、自転車、花火など)を見せてあげましょう。また、たくさんの犬に遊んでもらったり、たくさんの人に触ってもらうことをしつけ(お座りなど)よりも何よりも心がけましょう。

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