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コラム第七回 ~わんちゃんとアイコンタクトをとろう~

アイコンタクトとは人と犬とが目と目を合わせることです。
アイコンタクトをとる事で、愛犬との信頼関係や主従関係を築きましょう。

1.アイコンタクトと主従関係

普段からワンちゃんのこと見すぎていませんか?そんな飼主さんは要注意!ワンちゃんはじっと見つめられると「自分のほうが偉い?」「自分がリーダーだ!」と勘違いしてしまうのです。
犬にはリーダーと認めた者に対して尊敬の意を持ち、常に行動を目で追い、いつでも命令に従えるようにリーダーに注目しておくという習慣があります。ですから、人が犬を見すぎる事は、犬に「あなたがリーダーです。」と教えているのも同然なのです。

2.愛犬との関係は?

さあ、ここで自分のワンちゃんとアイコンタクトがとれるかチェックしてみましょう!お家の中、散歩の途中、エサを食べている時など、ワンちゃんが飼主さんに注目しておらず他事をしている時に、飼主さんはその場から動かずにワンちゃんのお名前を呼んでみましょう。 一度で飼主さんのほうを振り返って見てくれるでしょうか?何回呼んでも目を合わせない場合はワンちゃんとの信頼関係と主従関係に問題ありです!今日からワンちゃんを見すぎるのをやめて、アイコンタクトのトレーニングをしていきましょう。

3.集中しやすい静かな環境で

ワンちゃんも一緒に、ゲーム感覚で楽しめるトレーニング方法をご紹介します!

1. 犬と対面に向き合います。犬が暴れたり飛びついたりするようなら、
動き回れないように座れる程度の長さの所でリードを踏んでおきましょう。

2. おやつを右手に持ち、犬に匂いをかがせ、興味を引きます。
次に、その手を真横(右方向)にピンと伸ばし、姿勢を正して立ちます。

3. 犬がおやつの方を見ている間は黙って立ち続け、手も一切動かしません。
ほんの一瞬チラッとでも飼主さんの目を見たら、すかさず「よし!」と言葉で誉めてから、ご褒美として持っていたおやつを犬に与えましょう。これを繰り返し行います。

※このトレーニングは、ワンちゃん自身が「どうしたらおやつをもらえるのだろう?」と自分で考えて行うので、犬が目を合わせるまでは、無言で行う事がポイントです!
※ おやつに興味がある限り、何度でもトレーニングを行うことができますが、おやつの与えすぎにはくれぐれも注意してください。普段食べているドライフードでも喜ぶワンちゃんなら、えさの量から「しつけ用」として抜いておき、アイコンタクトのトレーニングに1粒ずつ使用すると良いでしょう。

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