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コラム第十五回 ~アイコンタクトをとろう!!~

コラム第7回でアイコンタクトについてのお話をさせて頂きましたが、今回は、その時にご紹介したトレーニング方法をレベルアップした”上級偏”のトレーニングを紹介したいと思います。

しつけとは、常にレベルアップしていかなければいけないものです。出来る事をずっと続けていると犬は飽きてだんだんやる気がなくなってきますが、少しずつ新しい事にチャレンジさせる事で、犬のやる気もどんどん上がり、楽しくトレーニングができるのです。

1.トレーニング開始

*コラム第7回のトレーニング方法を「レベル①」とします。

第7回コラムはこちら→

基本的なやり方はレベル①と変わりませんが、おやつを持った手を動かす位置を変えていきます。それでは始めましょう!

①では、おやつを持った手(右手)を真横(右方向)にずらしましたが、今度は犬におやつの匂いを嗅がせたら、反対方向(左方向)に手を伸ばし、姿勢を正して立ちます。
レベル①同様、犬が飼い主の目を見るまでは、一切動かず無言で待ちましょう。
犬と一瞬でも目が合ったら、
すかさず「よし!」と誉めて、手に持ったおやつを与えます。

いかにタイミング良く誉められるかが成功のポイントです。

②ができるようになったら、次は、おやつを持った手を犬の頭上へ動かします。

おやつが自分の手の届く位置にあることから、うろうろ動いたり、どうにかして食べようとすると思いますが、最初に手を置いた位置から、動かさないようにしてください。

③で、うろうろ動いたりせず、すぐに目を合わせるようだったら、次は、犬のあごの下に手を動かします。

トレーニングをレベルアップしていく時に大切な事は、少しずつ段階を踏んで難しくしていく事です。急激に難しい事を望み、やらせてしまうと、当然失敗が続き、犬はやる気も自信も失ってしまうからです。
今回のアイコンタクトのトレーニングも、手を動かす位置を変えるだけの事ですが、犬にとっては、少しずつ難しくなっているのです。急激に難しい事をするというのは、今回のトレーニングで例をあげれば、①ができるようになったら④へ進むということです。

このことを頭において、他のトレーニングでもレベルアップの方法を考えてチャレンジしていって下さい。

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